2018年6月に18年間乗ったレンジローバーを手放して新しい(中古車)に入れ替えました。
このレンジローバーは、1995年式です。2018年には23歳でした。あちこち壊れやすい車でいったん壊れると、とんでもない修理費がかかりましたが、ヨーロッパや北米でも売れたせいでユーザーによるメンテナンス情報がネットで得やすく、なんとか18年維持してきましたが、日本の車検制度はこういう古い車に厳しくて、もう一度車検を取るのはあきらめました。いまは、警告灯に類するものがひとつでも点いていると車検は通らないそうです。マフラーがかなりくたびれていましたし触媒も交換してなく、車検を通すには、そうとうな費用が予想され泣く泣く、ただみたいな値段で部品取り車に出しました。しかし手放してみてわかるのは、これはそうとうな高級車でした。4リットルV8エンジンは、すごくパワーがあるという感じではありませんでしたが、必要十分なパワーで音もなく回って、トルコンも変速ショックもなくエアサスはフワフワで腰も痛くなりませんでした。ショックはビルシュタインに替えてあったので、高速でもそれなりに安定していました。燃費は、平均したらリッター6Kmぐらいでした。で、替えたのは
2003(2004?)年式のスカイライン350GT 6MT、セダンでマニュアルで、ある程度排気量の大きな車をさがして、これに行き着きました。今はネットで車探し簡単にできますが、中古車は、やはり現車を確認しないと、通信販売で買うのはリスクが大きいと思います。電車で数時間かけて現物を見に行き決めました。私は、別にスカイラインのファンではありませんが、世の中には、この車種のマニアが多いことを知りました。注文から約一ヵ月後、岡山県からキャリアカーに載せられてやってきました。しばらく運転して感じたのは、レンジローバーとは、まったくジャンルの異なる車だということです。うるさいです。ブイブイ言います。ごつごつします。屋根が低いです。MTなので運転技量に左右されます。もう1台所有している軽トラも4WDなので車とは曲がりにくいものだという先入観がついていましたが、FRの車というのは、すごくすなおに曲がります。狭い道も割と楽です。MTは、考えて運転しないといけないので大変ですが、それが楽しいです。6速ありますが、60km制限の一般道では6速はハイギヤードすぎて使えません。3.5リットルV6なので燃費がすごく悪いかというと、そんなことはなく高速走ると、リッター10kmいきます。レンジローバーはエアサスだったので車の下へもぐるにはエアサスをハイモードにすればズイと車体があがって簡単でしたが、これの場合、のぞいてもオイルパンが見えません(フロアパネルがついているみたいです)。整備はスロープに載せてやろうかと思案中です。
コンパクトカーでも良かったかと思うことはありますが、もうこういう楽しい車に乗れないというのはさびしいので、これを選んでよかったと思っています。
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