ローテータ修理(201811)

HFのビームアンテナを上げようと考えましたが、できるかぎり手持ちの部材を使用して費用を抑える計画です。まずアンテナを回すローテータが必要です。2000年ごろまで使っていた103LBがいくつか転がっていますが、マストクランプのステンレスナットが焼きついていたりコントローラが動作せずで整備が必要です。いちばんまともそうな移動運用に使っていた1台を修理することにしました。ナットはCRCを吹きつつ強引にまわしたら、なんとかマストに取り付けられそうなところまでゆるみました。

つぎに問題なのがコントローラで、方向指示をゴムのベルトでまわしていますが、これが例外なく経年変化であめ色に変色してボロボロで切れています。

以前にも1台修理したことがありますが、市販のゴムベルトを使います。ぴたりと合う長さのリングが売っているわけではないので、長いものを適当な長さに切って、両端をライターの火であぶり、リング状に接着します。ベルトの張り具合が非常に微妙で、強すぎると重くて回りません。ゆるいとすべって回りません。

失敗作の数々。1時間ぐらいで作業完了するつもりが半日かかってしまいました。

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