アマチュア無線の世界では、交信証(QSL CARD)という紙のカードを交信の証として交換します。無線の交信は、今は各種の録音や記録手段がありますが、基本的に電波で交信して、それきり何の証拠も残らないものでした。
未発行のカードが多くなったので、印刷してJARLビューローへ送ろうかと思いました。各個人が、それぞれの相手に個別郵便で送るのはたいへんなので、各国のアマチュア無線の団体が、まとめて送られてくるのを、年に何度か、それぞれの局宛に転送するQSLビューローというサービスをやっています。ですが、ふと最近はWebを使った電子QSLがあるということを思い出し、そのひとつのサイトに登録してみました。
それで、自分のコールサイン宛に、電子QSLが来ているのかなと確認してみると、なんと数百枚のカードが来てました。登録してないので知らなかったのです。これはまずいというので、さっそく自分の交信データを指定のフォーマット(ADIF)に加工してアップロードしてみました。先方から交信データがアップロードされていると自動的に照合されて、交信がコンファームされる仕組みのようです。ここ数ヶ月の交信データでも、かなりの交信相手からカードが届いていることがわかりました。紙のカードを送るかどうかチェックをどうするか課題ですが、eQSLと紙カード両方送っても、問題はないでしょう。
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