部品が届いたので無線機の修理を試みました。まず、この焼けただれた部品を外して、新品の部品を取り付けます。
恐る恐る電源を入れてみると、動作しません。このICが急激に熱くなって、やがて発煙します。壊れた部品を外して新しい部品を半田付けする前に測定するのが正解ですが、発煙してしまってから、テスターで抵抗を測ってみると5V出力側がショートしているようです。外部へ5Vがつながっているコネクタを外してみても、同じようです。ためしに出力側のピンを浮かせて入力側を印加すると5V出てます。このICは短絡保護回路が内蔵されていて出力がショートしても、しばらくは持ちこたえる設計のようです。
この基板のどこかでショートしているようです。ICの中だったら、それを交換するしかありません。
お手上げです。あとは、捨てる、ヤフオクなどで基板かジャンクの無線機ごと落札して壊れているところを交換するなど方法あります。この無線機は、購入時には30万円以上したと思います。昔の無線機は構造がとても複雑ですが、現在は、集積化が進んで内部の接続箇所はとても少なくなり、コストダウンが進んでいます。最新の同等機種は新品で20万円しません。直すのも、趣味としては楽しみの一つですが、どうしようかな?そもそも長らく使っていないので、急いで何かする必要ないですから、ゆっくり考えることにしましょう。
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