2019 CQ World-Wide WPX Contest SSB(20190401)

2019 CQ World-Wide WPX Contest SSBが、March 30-31, 2019、日本時間では、3月29日(土)09:00~4月1日(日)08:59まで開催されました。
得点は、概略、交信局数x交信局のPrefixの種類で、同じ大陸かどうかや周波数で重みづけがあります。Prefixは、例えばJA1AAなら”JA1″の部分です。ふだんCWの運用がほとんどで、よほどのことがないかぎりマイクをもったことがありません。とは言え、このコンディションが悪い時期に、自分の設備でどこまで飛ぶかためすつもりで少し出てみました。
案の定、飛ばないです。最近は、14MHzのCWでも559ぐらいの北米局を呼んでも、339とか449が返ってくるコンデションです。当局は最新の無線機を使っているので、ビームアンテナの14MHzでは受信のほうは水準以上のようです。送信はパワーがものをいいますが、米国などの無線局は特に役所の検査なしで資格にみあった出力が出せるので、300W, 600Wが普通ですが、当局は100Wで、それが差になっていると思います。
コンテストでは、たくさんの局がCQを出していますが、そうとうに強い局でないと取ってもらえないです。自分のコールサインを取ってもらうのに数回のやり取りが必要なことが多くストレスでした。自分からCQを出して呼んでもらう(こちらのコールが取れない局は呼んでこない)など工夫しないと、楽しめないと悟って早々に切り上げました。

それでも、呼んでまわるだけですが、なんとか7, 14, 21, 28MHz数局ずつ交信できました。
3.5/3.8MHz帯は、調べてみると、いつのまにか、コマ切れの7バンドになっていて、上の方のバンドを聞いてみるとノイズが少なくて快適だとわかりました。しかし今のアンテナだと同調範囲を大きく外れているので送信は無理のようでした。1.9/3.5ダイポールは、センターポールを伸ばす予定ですが、ついでに、もう一本3.8MHz帯用のエレメントを追加することを検討中です。
というので、購入してあったポール延長用のアルミパイプに穴をあけて、ボルトを買いに走って、1.9/3.5ダイポールの給電点を勢いで5mほど上げてしまおうとしたのですが、天候が急変、風が強くなって、みぞれがアラレになって、ついには雪が降り始めました。急ぐ必要はないので、ゆっくりと安全に作業しなさい、ということかな?

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