Skylineリア・サスペンション交換(20190415)

ゴツゴツして腰が痛くなるスカイライン君を改善中です。ゴツゴツ以外に、かなり車体が下がっているようで、車止めにスカートやマフラーを、こするのも気になっていました。NISMOのサスペンションが付いていますが、まずは標準に戻して、あとどうするか考えることとし、中古の標準サスをヤフオクで、ただみたいな値段で落札しました。届いたのを、確認するとリア側ショックは、まだ自分で戻りました。フロント側ショックは、スプリングが組んであるので、程度不明でした。
まず、リア側をジャッキアップします。この車の両輪を上げるのは初めてです。ジャッキをかけるところは、どうみても、あそこしかなかったです。

低床ジャッキで、今回購入した低床ウマをかけようとしたのですが、いっぱいまで上げても高さが足りません。古いレンジ君用に使っていた赤いジャッキを持ち出して、やっとウマがかかりました。低床ジャッキでも、アダプタをかませれば届いたかもしれませんが、あとで気が付きました。

リアサスペンション交換は、17mmのボルトを2本と、ショックの上側を固定している12mmのナット2個を外すだけなのですが、初めてということもあり、そうとうにてこずりました。まずボルトが固くて、普通のメガネレンチでは力が足りず緩みませんでした。長いアルミパイプを持ち出して、やっとのことで緩めました。

ショックの下側は、反対側にナットが溶接されていて、しかも、はめやすいようにボルトの頭がテーパになっていて楽でしたが、スプリングを載せている下側のアームのボルトは反対側に個別のナットがあるのでダブルレンチで回さないと、いつまでたっても緩みません。このボルトは、元に戻す時にも苦労させられました。

いままで、レンジ君のエアスプリングとショックの交換はしたことがありますが、こういう固いスプリングはさわったことがありません。バネが飛んでくるんではと心配でしたが、そういうことはありませんでした。ネットで仕入れた情報で、スプリングで下へ押されないようアームの下にジャッキを入れていましたが、構造を良く見てやらないといけないことに、後で気が付きました。
赤いのが、いままで付いていたスプリングです。数センチ短いです。

ショックです。銀色のが、いままで付いていたものです。こちらも短いです。垂直に立てて、上から圧縮しても、戻って来ませんでした。完全に抜けていました。ストロークの短いバネと抜けたアブソーバのせいで、乗り心地が最悪だったようです。

元へ戻す時、困ったのが、この下側アームとハブの再固定でした。

スプリングを入れて下からジャッキで持ち上げるのですが、アームが逃げてしまって位置が合いませんでした。足でアームを押しながら、なんとか位置を合わせたら、今度は、途中で当たってボルトが刺さりません。しばらく考えて、よく見るとアームが水平でないのに気が付きました。ジャッキで水平に持ち上げないとだめでした。
12時半ごろに始めて、夕方までに前後とも完了できないかと思っていたのですが、右後ろだけで、3時半ぐらいになってしまいました。これでタイヤを戻そうと思ったら、サスが下へ伸びているので、地面に当たってしまいタイヤがはまりません。とりあえず一休みしました。

アームを持ち上げるジャッキは、こういう具合に水平に持ち上がるようにしないと、ボルトを戻すのに苦労します。

これは右側で苦労した時の写真ですが、パンダジャッキより、ガレージジャッキのほうがやりやすいです。

左後ろに、標準のスプリングとショックアブソーバを付けた状態。

左後ろも、やっと完了しました。この後、タイヤを付けてから、ショック上側のナットが締めてないことに気が付きましたが、上側は、ジャッキアップされていればタイヤが付いていても締められました。

左後ろは、慣れたので早いかということは無く、慎重にやったので結局終わったのは、5時近く日も陰って寒くなるころでした。合計4時間近くかかりました。次回リアのショック交換だけなら、2時間ぐらいかなと思います。

リアの車高は、ホイールアーチのところで測って、元より6㎝近く上がっています。この前のめり状態で少し試運転してみましたが、前より、そうとうにソフトになっています。前側も早めに交換しようと思います。

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