インパクトレンチが届いたので、作業を再開しました。インパクトには専用のソケットが必要と説明書に書いてありましたが、手持ちにないので、通常のものを使いました。あとで地元のホームセンター2軒を見てきましたが売っていませんでした。
インパクトレンチは強力です。簡単にナットがゆるんで、ストラットは簡単にはずれました。標準サスと比べると、いままで付いていたものは数センチ短いです。はたして標準サスが、すなおにはまるかと危惧しましたが、やっぱり長いのでハブを下に足で押しても、あと少しではまりませんでした。
しばらく考えた後、上側のアームを、あと少し下げればなんとかなりそうなことに気づき、割ピンを抜いてナットを緩めました。
サスを所定の場所に押し込んで、上のナットを締め、下のボルトを差し込む段になって、自分の力では穴位置を合わせられないことがわかり、下からジャッキで持ち上げ位置を合わせました。
右側を交換するのに、約2時間かかりました。左側は、慣れたので約1時間で済みましたが、後片付けしていたら結局4時間近くかかりました。若者なら、もっと短時間でできると思います。左側の作業にかかる前に、左前のブレーキパッドの状態を確認しましたが、ほぼ新品でした。キャリパーをはね上げたら、ブレーキディスクが外側にずれてきて、いままで固着したものしか見たことがないのでびっくりしました。ネットで調べてみましたが、特に異常ではないようです。ディスクもパッドも、ほとんど減っていないところを見ると、2018年6月に中古で購入時、新品に交換してくれたんではと思われます。
外したNISMOサスのショックアブソーバの状態を確認しました。先端のナットが、なかなか緩みませんでしたが、スプリングコンプレーサーでスプリングを圧縮して外しました。これが、一番伸びた状態のようです。
さかさまにして体重をかけて圧縮すると引っ込みますが、もう戻ってきません。完全に抜けていました。
以前の持ち主(達?)が約15年、15万キロ走っていますが、もしかしたら、ずっと、このNISMOサスが付いていたのかもしれません。交換後、試運転してみると、前のゴツゴツは、かなり無くなって、道路の継ぎ目などで、ちゃんとダンピングが効いた感じがします。この前18年間、ショックはビルシュタインに替えていましたがエアサスの2ndレンジに乗っていて柔らかいサスに慣れていたので、あのゴツゴツは耐えられないと思っていましたが、これで、あまり緊迫感なく乗れるようになって良かったです。
車高は、後ろが約6センチ、前が約5センチ上がって、いままで車止めでスカートやマフラーを擦っていたホームセンターなどへ行ってみましたが、安心して駐車場に入れるようになりました。
これで(中古の)標準に戻ったわけで、あとどうするかは落ち着いて考えようと思います。またビルシュタイン(これしか知らない)に替えようとか欲がでそうです。