一面の黄色の花畑に見えますが、植えたものではありません。田んぼの土手に勝手に生える雑草です。
刈っても刈っても、数週間すれば、茎を延ばして花を付けます。花を刈り取ると、数時間で綿帽子のような種に変身して飛んでいきます。球根もあるようです。田んぼの中のような水はけの悪いところには生えず、また日当たりの悪いところでは生育しにくいようです。
ネットで調べると、特定外来生物に指定されていて栽培が禁止されているオオキンケイギクに似ていますが、地面に張り付いて広がっている葉の形態がロゼット状で、少し違います。オオキンケイギクも、まだ道端などにありますが、、
刈れば刈るほど増えるそうで、草刈りをせずに放置してあるところには、ほとんどありません。つまり草刈りをして、草が一掃された後に、真っ先に一面に生えて、種を飛ばします。放置しておくと、ほかの雑草に制圧されるのかは不明です。クローバーの茂みには生えていないので、クローバーが先に生えれば、こいつは出てこないかもしれません。
これが野菜で、しかもおいしければ、すばらしい植物ですが、ちょっと見、食べられそうにはみえませんのですが、、、実は違うようです。
ネットを調べていくと、ブタナという植物ではないかとも思われます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%BF%E3%83%8A
説明では、
ブタナ(豚菜、学名:Hypochaeris radicata)は、キク科エゾコウゾリナ属の多年草。ヨーロッパ原産で、日本では外来種(帰化植物)として各地に分布する。
全部分が食用に可能であり、葉と茎が最も利用される。成長しすぎた葉は硬くなるが、若葉はクセが少なく、サラダ、茹で野菜、揚げものなどで食される。タンポポよりも苦味が少ないことが多い。根はタンポポと同様に、コーヒーの代替品として炒ってハーブティーとして飲まれる。ギリシャのクレタ島などでは葉をボイルにし、普通に食されている。
となっている。
いよいよ食べるものがなくなったら、これを鎌で刈って、裏の谷川から水を汲んで、裏の藪から木を拾ってきて火をおこし、鍋で煮て塩をかけて食べましょう。
そう言われてみれば、茹でてマヨネーズをつければ、いけそうにも見えますが、除草剤をまいた土手のものは食べたくないです。