自動車考察(20190817)

現在、作業用の軽トラと乗用車2台の計3台所有しています。このあたりの農村では、3台というのは、ひとりに1台無いと行動が制限されるので普通です。軽トラ1台と家族に各1台で多い家だと5台ぐらい庭先に停まっているところもあります。
軽トラは日常的に使っており、必須です。問題だとすれば、私の場合、乗用車が2台とも2L越えの旧車で、購入は安かったですが、維持費が不経済なのは明らかです。税金が高いです。ふだんあまり運転しないのが自分のスカイラインです。

初年度登録:平成16年(2004年)3月と古いので年間自動車税が、¥66,700- 任意保険が、約¥35,000-、なので所有しているだけで年間約¥101,700-、2年ごとの車検時に自動車重量税¥45,600-(22800円/年)と自賠責保険料¥27,840-(13920円/年)、税金関係が、¥73,440-、整備費含めると¥150,000-は、かかります。年に均すと最低¥176,700-、だいたい年間20万円要ります。
自分のスカイラインはV6、排気量3498cc、最大出力280ps/6200rpm 6速MTという、もう市販されていないシーラカンスです。2018年6月の購入時の走行距離が約15万Kmのいわゆる過走行車でした。駆動系は過去の所有者が手を入れているようで、シャラシャラ言う強化クラッチが入っています。たぶんフライホイールも軽いのが付いていると想像します。購入後、エアコンコントロールパネルが低温時に動作しなくなったのでオーディオ含めて交換したり、へたり切ったスポーツサスをノーマルに戻したり、引きずっていたリヤブレーキを整備したりしています。メンテナンスは、けっこう自分でしています。お店に頼むのは経済的に無理があります。言い換えると、ある程度は自分でメンテナンスできないと、こういう旧車を維持するのは貧乏人には困難です。
6速ありますが、60Km/hまでの田舎道で使えるのは、5速までで、6速60km/hは、1200rpmぐらいしか回っていないので、定速なら走れますが、加速しようとすると、車全体が振動します。直線が無いワインディングでは、3速に入れっぱなしで、30-60Km/hは、1500-300rpmで対応できます。少し長い直線が来たら4速に入れればよいです。燃費を気にして高いギヤに入れるのは体感的によろしくないので、2000-3000rpm回したほうがよさそうです。総合的な燃費は、約10km/L走るので、立派なものです。約20年乗った4L V8のレンジローバーは、総合的に約6Km/Lでした。
もう1台の家内の車にしているプログレと比べると、とんでもなくうるさいです。60KM/hぐらいまでは良いですが、それ以上だと、ゴォーという音が聞こえます。ギヤを抜いても聞こえますし、特定の場所から聞こえるのではなくロードノイズではないかと思います。
はたして、この車は要るのか?という疑問があります。これを古い軽に替えると、年間自動車税が、¥12,900- 任意保険が、約¥35,000-、で年間約5万円、2年ごとの車検時に重量税が1万円ぐらいと自賠責保険料が約2.5万円で税金関係が、3.5万円、整備費含めても10万は、かからないでしょう。だいたい年間10万円という計算で、約半分で、とんでもなく安くなるわけでは無く、車を持つとお金がいることにはかわりがありません。とは言え、年10万違ったら10年で100万にはなりますが、、、MTの面白い軽があったら変えてみたい気もします。ジムニーもいいなと思いますが、軽トラのサンバー君とかぶりますね。
過去、初代のユーノスロードスターや、いすゞのビッグホーン・ロングのターボジーゼル、13Bロータリーのコスモや2ndレンジとか、手放した後で、後悔した車は多いです。置く場所はあるので、経済的に困窮しないかぎり手放さないほうが良いのかなと思います。もっと日常的に動かせればよいですが、つい手軽なATの軽トラに乗ってしまう軟弱者です。
とは言え、最悪、軽トラ1台でも生活はできます。

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