1.9/3.5 ダイポールからループ+ATUに変更(20191028)

台風に耐えてきた3.5と1.9のダブルダイポールですが、数日前の強風で1.9MHzのエレメントの片方が切れてしまいました。実際には、現物を確認したらタイラップで止めた碍子の部分がすっぽ抜けて外れていました。ローバンドは、切れ切れに周波数が拡張されていますが、ダイポールでは全周波数をカバーできず前から不満に思っていました。この機会に、またAH-4のアンテナチューナーに戻すことにしました。ロングワイヤーの場合、移動運用時には、サガ電子のワイヤーエレメント40m巻きを、それぞれアンテナ側とカウンターポイズ側に適当につなげれば、1.9から50までカバーできることは経験済みですが、今回はノイズが少ないというループアンテナを試してみることにしました。下がダイポールだったときの図です。

まず簡単に1.9MHzのエレメントを外して、3.5のエレメントをセンターポールのところでショートさせ同軸を外して、端をATUにつなぎ込みました。

これで簡単に全バンドでチューンが取れるかと思いきや、1.9はチューンは取れませんでした。ネットを検索すると50mや20mでも、1.9MHzまで使えたという記事が見つかりました。長すぎたのかもしれません。電線の太さや地上高なども影響あると思われます。部分的に細い電線を使っていたので、太いのに替えてみましたが変わりありませんでした。長さが足りないのかなと手持ちの電線の切れ端をいくつもつないで延長しました。

これだと1.9MHzの低い方でチューンが取れましたが上のバンドは不可でした。図中の長さは概算ですが、実際の長さが、ちょうど1波長ぐらいの同調がとれない値になっているのかなと思い、つないだ電線を一部外してみました。

これだと、1.9MHzバンドのどちらでもチューンが取れました。7MHz以上については切り替えて聞いてみると専用のアンテナよりノイズが多いですが、それなりに機能しています。とりあえずの、やっつけ仕事状態なので、まだきれいに整備する必要あります。

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