ループアンテナのインピーダンス(20200227)

AH-4はカタログ上は3.5-50MHz対応ですが、実際には1.9MHzでも使えることがあります。当局の場合、1.9でも常用しています。しかしエレメントの長さによりチューンがとれなかったりSWRが高いことがあり、リモートリレーでLCを切り替える半自動チューナーにできないかなと考えています。
今日は、ループアンテナのポールのトップにGPを載せようかと思っていましたが、北風が強くて危険なので中止し、思いついてループの入力インピーダンスを測ってみました。

昔々のアナログ式インピーダンス計を使います。虚数成分も測れるはずですが、説明書を失っていて使い方が良く分かりません。抵抗分は電流計がディップするところを見るだけなので、直感的にわかります。約50オームになるところが、1.93MHz付近と、その整数倍の3.8、7.5、11.4あたりにありました。ATUの場合、もともと50オームのアンテナは整合できないようで、なるほどと思いました。エレメントを4mほど切ると、1.93が約2.0MHzぐらいに上がりました。ループの片側を大地アースに落としても測定結果は変わらないようでした。最近は中国製?の廉価で便利な高周波測定器が売られています。欲しくなりました。
これで、1.810あたりのSWRが下がるかと思ってシャックに帰ってきて試すと、1.810あたりはチューン不可になっていました。なんで??
Webでループアンテナのインピーダンスを検索すると、50オームより高い値が書いてあるページが見つかります。また長さ調整をしようと思います。
今日は風が冷たく、さらに花粉が飛んでいるようで、外にいると目がショボショボしてきます。

追記:
50オームの純抵抗になる周波数があるということは、そこは同軸を直接つないでもSWR=1ということです。モノバンドで良ければ、エレメント長さ調整して同軸つなげればOKのような気がします。

カテゴリー: HAM パーマリンク