林道脇の木が倒れた(20200722)

ご先祖様から受け継いだ山林があちこちにあります。現在、森林は資産価値ありません。お金になるなら、人や機械を投入して管理できますが、現実には負の資産となっています。
長雨で地盤が緩んで、あちこちで大きな木が倒れています。近所の人が、私のところの木が林道に倒れて通行の支障になっていると連絡に来ました。見に行くと、確かに倒れています。調べてみると、私の山に植えてあった木のようでした。幸いなことに、木の本体は道から外れていました。木の本体は、数百Kgあると思われます。もし木が道路にかかっていたら、チェーンソーなどで、細かく切って撤去しなければいけないところでした。市役所に電話したら、なんどか部署を回されて林政課というところにつながれました。林道の通行の妨げになるものの撤去は、その部署でやってくれるようでした。ちょうど課員の方が近くに来ていたので、現場を見に来てもらいました。

林政課の方にも手伝ってもらって道にかぶさっていた枝を払って整理してきました。

木の根元のほうをみると、上から落ちてきたようでした。

この上からのようです。まだ危険な木がたくさん残っています。
Google MapのStreet Viewに2014年9月の画像が残っていました。当時から、ここは崩れていました。比較してみると、倒れた木が元どこにあったかの見当は付きました。

この森林は、保安林になっていて、伐採には許可が必要です。保安林だからと言って、崩れたところの復旧に補助がでるなどの制度はないそうです。(微々たるものだが、固定資産税は免除になっている。)
森林は、区画としては、こまかく分断されていて、それぞれに所有者がいます。今は、放置されている空き家より、だれも関心なくて、これからいったいどうなるんだろうという気がします。

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