ここ二週間ほど毎日雷がなります。また近くに落ちないかとヒヤヒヤしています。IC-7610を破壊したのは近所の高い木に落ちたらしいです。
修理に出してあるIC-7610の見積もりが来ました。メインユニット交換で約10万円でした。これだけだすと、IC-705やIC-7300の新品ももう少しで買えてしまいますが、それなりの固定機も持っていたいので修理することにしました。
FT8はHF-50MHzは、IC-7610、144/430は手持ちのIC706MK2Gでやってみようと考えました。できあいの装置で、digiaidというのを購入しました。IC-706用のコネクタも同時に購入しました。売り物ですので、コンパクトにまとまっていますし、完成度も高いです。この装置は、CI-V I/fは無く送受切換えにRTSを使います。しかしIC-706に接続すると、HFは十分なパワーが出るのですが、144/430では、JTDXのPwrを上げても、特に430は、1W未満しか出ません。AF出力が不足しています。
サウンドボードがいけないのかと、オンボードでないボードも使ってみたのですが、これだと430で、プルパワーの1/4ぐらいまで出ますが、不安定で、再起動すると音が出なくなったりします。Windowsのサウンドの設定では音が出ているのですが、実際にスピーカーをつないでも音が出ないことがあります。ドライバーをアンインストール/再インストールしたり、いろいろ試したのですが、結局ダメで、外してしまいました。digiaidは内部にAFレベルを調整するVRは無いとマニュアルに書いてあります。開けてみましたが、やっぱりありませんでしたので、この装置を、IC-706, 144/430に使うのはあきらめました。
144/430でFT8をするためのインターフェイスの用意をしました。先週CI-V I/Fとトランス絶縁の自作インターフェイスをつくってIC-746につなぎました。IC-746の144MHzでは、QRHがあり送信完了後数Hzですがドリフトして、しばらく復調ができない現象がありました。
IC-706用のケーブルを作りましたが、コネクタの組み立て方がネットを検索しても分かりません。
細長いGND接続用と思われるバーがありますが、これの使い方がわからず結局これなしで使用中です。IC-706には、ケーブル付きのACCコネクタが付属していたと思うのですが、いくら探しても出てきませんでした。この細かいコネクタへの半田付けで戦意喪失してしまいましたが、なんとか付いているようです。年寄りは悲しいです。実体顕微鏡を購入しようかとも思いました。
IC-706MK2GのマニュアルにCI-Vの送受切換えコマンドが載っていなかったので、はたして動作するか試しましたが、やっぱりCI-Vでは送受切換えはできませんでした。VOXで切り替えられないか試しましたが、背面のACCソケットからの変調入力には反応しませんでした。ではというので、RTSで切り替える回路を組み込んで試すと、いきなり送信になります。使っているUSB-シリアル変換のマニュアルをみると、RTS#になっていました。当初はトランジスタで反転させていました、直結に変更して何とかRTS信号での送受切換えもできました。
グチャクチャの基板ですが、しばらく使ってみようと思います。
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