鳥部屋のエアコン清掃(20220601)

鳥さんは暑くても自分で窓をあけたり涼みに行ったりできないですし、寒くても布団をかぶって眠る(できる仔もいるらしいですが)ことも、ストーブをたいたり炬燵にはいったりできないので、お部屋は冷暖房完備です。春秋の一時期を除きエアコンを入れています。インコ類は羽から油を含んだ粉が出てきます。空気清浄機を入れていますが、エアコンも粉を吸い込んで、中が真っ白になります。昨年の秋は簡単に清掃しただけでした。冬場はエアコン内も乾燥しているので、比較的たいへんなそうには見えませんが、湿度があがってエアコン内にカビが発生するようになると臭くなったりするので、今回はすこし念入りに清掃しました。
ファンを覗いてみると、粉がいっぱい付いています。

このエアコンは、ここの隠しネジを外すとカバーが取れるようになっています。

カバーが外れました。プラスチック部品同士がはまっているだけです。

前面フィルタはかなり頻繁に清掃しているのですが、熱交換器の表面は細かい粉がいっぱいです。

今回はファンも外して洗います。左側に抜ける構造になっています。たまたま左側が空いているのですが、知らずに左が壁だったりしたら、エアコン本体を外さないとファンが抜けません。

ファンの右側に固定ネジがあります。

白いプラスチック部品を外すとファンのシャフトにさわれるようになります。

ファンを抜いたあとを覗き込んでみると、冬はカビありませんが、夏場はすごいことになります。

抜いたファンです。きれいに見えますが、水をかけると粉がいっぱいとれてきます。秋に外すと、カビだらけです。

余計なものが外れました。

熱交換器のフィンには油を含んだ粉がいっぱい付着しているので、水をかけてもはじかれてしまいます。まず市販のエアコン清掃スプレーで脂分を落としてから、噴霧器で水をかけました。噴霧器に薄い中性洗剤をいれてかけてもいけるかもしれません。

清掃後のフィンです。空気が通るスキマがちゃんと開いています。

ファンのほうは、水道の水をかけてブラシで洗いました。まだ裏側にかなり粉が付いていますが、この程度で良しとしました。

あとは、組み立てて完了です。約2時間ほどの作業でした。これで夏は乗り切れると思います。
また冬前にやらないといけないと考えると気が重いですが、鳥さんを凍えさせるわけにはいけません。

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