2008年3月にお迎えしたオカメインコ一羽が亡くなりました。同年2月に羽化しているので享年14年6か月でした。特に病気の兆候は見られなかったので老衰で天寿を全うしたのだと思います。
亡くなったのは左の子です。この写真ではスリムに見えますが、最近はかなりメタボでぽっちゃりしていました。高血圧とかの成人病だったかもしれません。夕方、なんだか弱っているなと思って、翌朝見たらもう亡くなっていました。右の子はやせていて、まだ元気そうに見えます。兄弟ではなく同時期におなじブリーダさんのところで羽化した二羽でした。おなじケージにいたのでよくケンカしていました。残ったほうは、事態を理解できるとは思いませんが、翌日は興奮気味でよくしゃべっていました。
2008年にヒナでうちに来た頃の写真です。子供のころは灰色一色ですが大人になるとホッペにオレンジ色のマークができます。亡くなった子は、いつもじっと自分を見ていました。親だと思っていたのか、なにか好ましいものだと思っていたと感じます。ヒナのころ、自分が会社に出かけるときは、見えなくなるまでずっと見ていました。最近でも、ケージの端にどてっと座って自分の方を見ているのに気がつぃたことが何度もあります。そういうときの手を出すと怒ったので、あるいは眼がよく見えないので、なんだろうとみていただけだったかもしれないですが。
なんにしても、唯物論的に考えれば亡くなった方は、もう何も感じない単なる物資になってしまったわけですが、残ってまだ生きて感じることができる側からしたら悲しいことです。たぶん、残った一羽のオカメインコも、よくわからないながらも、生前もっと仲よくすればよかったと感じているのかなと思います。
この世は悲しいですね。この世ってなんでしょうね?
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