2021年の秋に、大きくて心配だった20mのフルサイズ2エレを降ろして、6mの小さなHB9CVを上げていましたが、やっぱりHFハイバンドもビームアンテナが欲しくて、ミニマルチのHW32Xという18, 24, 50の3バンドトラップ2エレアンテナに交換しました。
下の写真は前の6m HB9CVです。このアンテナは軽いです。仕様上は、1.3Kgしかありません。片手でかるがる持ち運べます。
あたらしいアンテナは、仕様上は、6.5Kg、エレメントは最長4.9m、ブーム長は1.08mです。
前あげていたRadixのRY-202FAは、5.9Kg、エレメントは最長約11m、ブーム長は2.6mでした。
重量は今回のトラップビームのほうがあるのですが、全体に短いので見た目の不安感が少なく、慣性モーメントが小さいせいかローテータが停止した時のブレも少ないです。
回してフロントをむけないと意味がないので面倒なのですが、短縮型2エレでもR5やZeppアンテナと比べると、その威力は歴然で応答率がぐっとあがります。以前は朝の北米方面は強い局を呼んでも数割応答があれば良い方でしたが、5割以上の応答率に上がりました。
倒れても人に迷惑はかからない山の上のあるものの台風とかがくると心配ではあります。
その夜、寝ていてふと思い出したのが、一部のネジを仮止めのままアンテナを上げてしまったということ。
エレメントを載せるスタンドのビスはスプリングワッシャーが軽くつぶれるまでしか締めておらず後で位置が決まってから締めようと思って完全に忘れていました。現地で組み立てた時も、あまりぐらついていなかったので完全に失念していました。物忘れがひどいです。翌日は小雨模様でしたが心配で、また現地へいって締めました。結果的には、それぞれのビスが一回転以上締まりましたが危険な状態ではありませんでした。やれやれです。
下の写真は、昨年まで上げていた20mのフルサイズ2エレです。これは大きかったですがトラップとかないのでスリムで軽かったです。今考えて見れはけっこう飛んでいたと思います。