AC100Vに避雷器をつけた。(20230815)

無線のシャックにいるときに近くに落雷するとあちこちでバチバチと放電が起こります。たぶんはずした無線のアンテナがどこかと放電しているのですがどこかわかりません。
数年前に誘導雷にパソコンや無線機数台をやられて以来、不在時や雷が鳴りだしたらコンセントを抜いたり無線機のアンテナをはずしたりしてきました。あのときは、アースにつないであった機器が壊れて、つないでなかった機器は助かったので、それ以来アースはすべて外していたのですが、冷静に考えてみると、やっぱりあったほうがいいのかなとか悩ましいです。多分あの時は、アースと100Vの間に高電圧がかかったということで、思いついて、電源ラインからの誘導雷の被害を軽減できるという避雷器を取り付けてみました。アース線は、指示通り5.5sqというのは無理なので、既存の1.25mmのIV線をつないであります。

私は、電気工事士の資格がありますので問題ありませんが、装置の構成的には、電源線とアースをつなぐわけなので、コンセントに差し込んでアース線をつなぐ機器にすれは、無資格の人でも取り付けることができるはずですが、そういう機器は売られていないようです。アース工事を素人がやっていいのかグレーだからでしょうか?
メーカーのホームページに回路図が公開されていますが、電源ライン間または電源ラインと接地の間に高電圧がかかったときに、ZNRとアレスタで接地側へ電気を逃がすようになっているようです。ちゃんとフューズとフューズが切れたことがわかるように表示灯もついている、まさに教科書どおりの回路だと思いました。

考えかたによっては、電源線の片方は電柱のところで接地されているはずなので、そっちへ逃がしてもよさそうですが、分電盤経由でずっと遠くだとそこの電位がまた違ったりしてうまくいかないでしょうか?
落雷の被害はたぶんいろいろな要素があって、完全には逃げられないと思いますが、気休めでも対策するにこしたことはないと思います。基本は鳴り始めたら、機器のコンセントを抜いて、アンテナも外して、行き過ぎるのを待つのが間違いないと思います。けど面倒ですよね。

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