フルートのヘッドコルク交換(20231013)

ほとんど毎日吹いてみてはタンポを微調整して、かなり鳴るようにはなったのですが、もう一本のYFL-711と比べると、雑音があるというか音が濁っていました。ヘッドコルクはアマゾンで買ってあったので交換してみることにしました。一個¥350ぐらいでした。ワインボトルのフタみたいなものだと思います。
頭管部は主管部に向かってテーパーで太くなっているのは初めて知りました。棒で押し出してみると、特にコルクがスカスカになっているとかはなさそうでした。ただ圧縮されている感はありました。この機種は1980年代のものらしいです。もしそうだとすると30年以上もはまっていたものです。

古いコルクに付いていた金具(反射板?)を付け替えます。

頭管部の元部分ではコルクは軽く入っていきますが、頭に近づくと管内が細くなるので動かなくなります。

どうしたら良いのかわからなかったので、棒を押し込んでハンマーで叩き込みました。かなりきつかったです。
で、結果はというと、劇的に良くなりました。具体的には中音のレとかは、とても出にくかったのですが、よく鳴るようにはなりました。全般に改善された感じです。雑音が多いので、もうこのYFL-311はお蔵入りかと思っていたのですが、使う気になりました。

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