自宅メールサーバの設定(20231110)

2023年10月のある日、利用しているメールアドレスの一つが使えなくなっているのに気が付きました。とあるプロバイダのレンタルサーバーに付属しているメールシステムですが、プロバイダのHPを見ても障害が発生しているという情報はありませんでした。その状態は、いつのまにか解消してしまったのですが、すこし不安になりました。

1990年代の終わり頃と2000年代初め頃に自宅にメールやWebのサーバーを置いていたことがあります。古いノートPCや遊んでいたデスクトップを使いましたが、自分でメンテナンスが必要なのと、予備を用意するなど費用面でまったくメリットがないのでやめていました。今だと無料のメールは、gmailなどたくさんありますし、月100円も出せばかなりデラックスなメールシステムが使えます。でもやっぱりなと考えて、また維持/メンテナンスがたいへんなのを作るのはどうかと思ったのですが、コストパフォーマンスではなく技術的な興味を満たすためにやってみようかと思いなおしました。壊れたら、DNS修正してプロバイダのメールに切り替えれば、半日ぐらいのダウンですむかなという目論見もあります。

以下は備忘録です。

手元にある機器などを利用して、サーバーが構築できないか検討しました。
自宅のメインのインターネットにつなぐには不安があったので、WiMaxで使っていたルーターにインターリンクスのLTE SIM固定IP付を使うことにしました。1900年代終わりに、ここを利用していましたが、まだアカウントが残っていて、長期利用ユーザー特典で初期費用なしですみました。とりあえず128kbpsつなぎ放題で、¥1,100/月です。

サーバーは昔いじって放置してあったラズパイ3 B+を使うことにしました。

とりあえず、遊休品のLCDとあまっているマウスをつなげて有線で設定を開始しました。
お名前ドットコムで、ドメインをひとつ購入しました。DNSもここで設定できます。

ネットを検索してみると、昔とかわらずMTAは、postfixが主流のようです。popは、記事が多いDovecotというのを使うことにしました。昔やったことを、またやるわけですが、資料がほぼ残っていません。今回はやったことを記録しながら設定することにしました。

1日目:
2020年頃にインストールしたRaspberry Pi OSを、そのまま使って設定を追加しようとしたのですが、IPアドレスを固定したり、WiFiをON/OFFなどしていたらWiFiが動作しなくなり
2023-10-10-raspios-bookworm-armhf-full.img.xz というのに変更しました。IPを固定するための/etc/dhcpd.confがなく(OSの世代が変わっているということか?)、ネット検索して見つけた apt install dhcpcd5 というのを実行したらDesktopが出てこなくなりました。

2日目:
たぶんOSが新しくてネットにたくさんあがっている記事の対象ではないだろうというので、昔のOSに戻しました。
2023-05-03-raspios-bullseye-armhf.img,xz
 ラズパイのIPアドレス固定
 ラズパイのファイアウォール設定:
とりあえず外部からhttpでホームページ見えるように、80などを開けた。
 WiFiルーターのファイアウォールでポートマッピングしてラズパイに80などを向けた。
 お名前ドットコムのDNS設定で、
  A/AAAA/CNAME/MX/NS/TXTレコードに自分のIPを設定。
  Aレコードに、postfixのサーバー名を登録し、MXレコードにもそのサーバー名を入れた。
   host name: メールサーバー名 type:MX TTL:3600
Value:ドメイン名 優先:10
 apache2をインストールして、HPを作り、外部から見えること確認。
 postfixとDovecotをインストールし、Web記事を参考に設定ファイルを編集したが、
当然ながら動作しない。
3日目:
telnetをインストールし、localhostのポート番号へつないでみるが、すぐ終了してしまう。
sendmailコマンドで、外部へメールを送ってみる。->送れた。
Windows Powershellのtest-netconnection ドメイン -port xx でポート25へつながるか確認->fail
4日目:
受信がまったくできないのでプロバイダで、port25がブロックされていなかと質問を出した。
5日目:
プロバイダからはブロックしていないという回答が来た。なぜかメールが受信できるようになった。
証明書を入れようと、Let’s Encryptを導入した。試行錯誤したが最終的には機能しているみたいだった。
popは110ではなく、995に変えた。
DNS設定は以下。MXにHost名の設定が必須かは不明。お名前ドットコムのDNSを使っています。

5日でなんとかセキュリティの設定完了して、しばらくはニュース記事の定期購読をしながら様子をみることにしました。数日間 /var/log/mail.logを見ています。あやしい接続は頻繁にありますが、すべてはじいているようです。

まだいくらかセットアップが必要ながら12Vのバッテリでも動作可能な持ち運べるメールサーバーとうのはおもしろいと思いますが、外部から不正アクセスされないか常に気をくばらないといけないのはストレスですね。しばらく使ってみて、どう発展させるか、あるいはやめるか考えようと思います。
インターネットの速度は当面128kbpsつなぎ放題のままにしようと思います。その昔の1990年代半ばはダイヤルアップの9.6kbpsとか12.8kbpsでメールを読んだりしていたわけで、いまでもとんでもなく大きなファイルをメールに付け送ったりすることは、ほぼないのでメールサーバーだけなら128kbpsでも十分実用になるかもしれません。

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フルートのヘッドコルク交換(20231013)

ほとんど毎日吹いてみてはタンポを微調整して、かなり鳴るようにはなったのですが、もう一本のYFL-711と比べると、雑音があるというか音が濁っていました。ヘッドコルクはアマゾンで買ってあったので交換してみることにしました。一個¥350ぐらいでした。ワインボトルのフタみたいなものだと思います。
頭管部は主管部に向かってテーパーで太くなっているのは初めて知りました。棒で押し出してみると、特にコルクがスカスカになっているとかはなさそうでした。ただ圧縮されている感はありました。この機種は1980年代のものらしいです。もしそうだとすると30年以上もはまっていたものです。

古いコルクに付いていた金具(反射板?)を付け替えます。

頭管部の元部分ではコルクは軽く入っていきますが、頭に近づくと管内が細くなるので動かなくなります。

どうしたら良いのかわからなかったので、棒を押し込んでハンマーで叩き込みました。かなりきつかったです。
で、結果はというと、劇的に良くなりました。具体的には中音のレとかは、とても出にくかったのですが、よく鳴るようにはなりました。全般に改善された感じです。雑音が多いので、もうこのYFL-311はお蔵入りかと思っていたのですが、使う気になりました。

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フルートのタンポ調整-少しは鳴るようになってきた。(20231005)

調整中の古いYFL311、もう一本の古いYFL711に比べたら、まだ全然音が悪いですが、なんとなく鳴るようにはなってきました。
スペアナで音を分析してみました。吹き方で倍音成分は全く変わってしまいますし、倍音しかでないこともあります。
中音のド/C 523.3Hz、このあたりはトーンホールはほとんど開いていて鳴りやすいです。

低音のシ/B 493.9Hz、これは音の出始めか終わりに他の音が鳴っているのをスクリーンキャプチャしたようです。

低音のラ/A 440Hz

低音のソ/G、ここまでは割と響くようになりました。

低音のファ/F、これより下は不安定です。

低音のミ/E、ほとんど鳴らない。

低音のレ/D、ほとんど鳴らない。

低音のド/C、鳴ったり鳴らなかったり、でももう一本では鳴らせるのでたぶん楽器のせい。

はたして地道に調整すれば、バォンバオンと鳴るようになるでしょうか?

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フルートのタンポ調整-道具が大事(20231004)

—以下は、素人がこうやって見たという備忘録です。
  プロの方には笑われるかもしれません。—

いきおいで16個すべてのタンポを交換してスキマ調整をしています。スース―いうだけなのが、少しづつ鳴るようになりました。当初は隙間を内側からLEDライトで照らして目視していました。

いい考えだと思っていましたが、これでは微妙に隙間が空いているのか、しっかり閉じているのか判断するのは無理とわかってきました。ネットを検索して見つけた記事を参考にドライバーの先にカセットテープの切れ端を接着してスキマゲージをつくりました。

これだと、テープが噛まれて動かなければOK、するりと動いてしまえば空気が抜ける隙間が開いているとわかります。
100円ショップで、ポンチも調達してきました。

少しずつですが音が鳴るようになって、やる気がでてきました。

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鳥さん部屋のエアコン掃除(20231002)

インコを飼っている部屋は基本年中エアコンを入れています。今日は暑さが一段落してエアコンを止めても大丈夫そうでした。気になっていたエアコンの掃除をしました。インコ類は羽の粉が出るので、放置しておくと内部がほこりまみれになります。フィルターは当然清掃していますが、こまかい油粉が内部へ入り込みます。

ファンの部分に、いっぱい付いています。ほっておくとカビがはえたりします。

はずしたファン

内部もホコリがたまっているので、掃除します。

ファンは水をかけてブラシでこすります。

熱交換器のフィンも噴霧器の水で清掃しました。

設置後5年経っていると思いますが、メンテナンスのおかげで、比較的キレイです。

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フルートのタンポ調整-裏側のG#Key(20231001)

—以下は、素人がこうやって見たという備忘録です。
プロの方には笑われるかもしれません。—

主管部には、常時閉じているキーホールがいくつかあります。裏側のG#もその一つです。光をあててみると均一でない気がしました。

これのキーは他のキーの下にシャフトがあるので、外すのが面倒です。

はずしてみると、溝が深くきざまれていました。

新品に替えて吹いてみると、密着が悪くて指で押さえてやらないと音が出ませんでしたが、なんと低音のドまで、なんとか鳴りました。タンポを新品に替えると良くなることもあるとわかり、すこしだけうれしくなりました。
ただし、まだまだ調整が必要なのは明白です。

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フルートのタンポ調整-G/G#(Eメカ用)Key部分(20230930)

—以下は、素人がこうやって見たという備忘録です。
      プロの方には笑われるかもしれません。—

低音のレより下がほとんどならない状態ですが、主管部のほうでおかしなところがないか調べてみます。老眼で近くが見えないので、老眼鏡やルーペを使ってショボショボと調べます。
GとG#(Eメカ用)のキーがあるところのタンポのミゾが深くなっていたので、ここを替えてみることにしました。

上の写真はシャフトを抜いたあとに、しまったと思って撮影したものです。はずす時には、しっかりかみ合っていてはずしにくかったのですが、はめなおすときは簡単にはまってしまいました。G#キーのバネがどこにはまっていたのか、わからなくなってしまいましたが、とりあえずキーは戻っているのでいいのかと思います。

タンポを交換して組みなおして吹いてみると、一回目は、この部分が関係してくる低音域のソ#以下がまったく鳴りませんでした。

タンポが浮いてしまっていました。また紙を入れたりして数回組みなおしても、やっぱりG#(Eメカ用)が浮いていましたが、よく見るとマル印のところに小さなネジがありGキーを押さえた時のG#(Eメカ用)の締まり具合が調整できるようになっているのに気づきました。ただし、これを締めこんでGキーを押したときのG#キー(Eメカ用)の押さえを強くすると自分のストロークを殺してしまい自分(Gキー)の閉まりが悪くなったりするので、両方のキーを見ながらネジの調整をする必要あるようです。結果は、もともとの位置が一番良かったような気がします。

またキー押さえで一晩押さえて翌日吹いてみると、良くなってもいなくて、どんどんドツボにはまっていく毎日です。気長に調整するしかないのかな?

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フルートのタンポ調整-足管部(20230929)

—以下は、素人がこうやって見たという備忘録です。プロの方には笑われるかもしれません。—

現在は還暦過ぎですが、30から50歳代のころフルートをやっていたことがあります。やっていたと言っても、なんとか音を出せる程度で人様に聞いてもらえるレベルではありませんでした。さいきん思い出してまたやってみようかと楽器を引っ張り出しました。
入門書をみながらやり直しているのですが、音が出ないのは技量の問題か楽器の問題かという疑問が湧いてきました。Webを検索すると、フルートを調整に出すと数万円からの費用が掛かるようです。(実際やってみて、たいへんなことなので、それはしかたなかろうとは思います。)自分ではやるべきではないと書いたサイトが多いですが、自分でやってしまったというWebページも散見できます。Amazonでリペアパーツを検索すると、ほとんどが中国製ですがいろいろ出品されています。自分は、フルートは練習用1本とヤマハの中古品2本持っています。ぜんぶここ20年間使っていません。一番高価なヤマハのYFL711は吹いてみると、調整などはしていませんが、まだそれなりに音がでます。演奏できないのは本人の技量の問題です。もう一本のヤマハのYFL311は、すこし音が出にくいです。いわゆるドツボにはまるとも知らず、これを試しに調整してみることにしました。
フルートは、3本の管をつなげて使います。キーがたくさんついているのは、主管部で、実は最初この部分の頭管部に近いところのタンポをいくつか適当に交換して、音がまったくでなくなりました。トーンホールから空気が漏れている状態でした。スキマができないようにタンポの下に調整紙を敷いて、とりあえず音は出るようになりましたが、もうすこし慎重に記録しながらやろうと思って、足管部の方から進めることにしました。
足管部には、3つのトーンホールがあります。

D#は通常閉じていて、C#とLowCは通常開いています。

メカを分解して、タンポを交換しました。
組み立てて吹いてみると、低音のレ以下が鳴りません。足管部に関係している音は低い音が多いです。実は足管部をつなげなくても、あるいは右手小指でD#のホールをひらいた状態では、低音のミと、その上の音は周波数がずれているかもしれませんがそれなりに鳴ります。低音のレでは主管部のすべてのホールが閉じて、かつ右手小指を離してD#のホールも閉じた状態になります。ここで、右小指でD#を強引に押し付けてみると、レの音が出ました。さらにその下のド#とドはまったく鳴りませんでした。

D#とLowCのホールにガムテープで蓋をして試してみると、かすかながらドが鳴るということは、空気がもれているということだと思われます。

長いLEDランプを調達して管に挿入してみました。

横から見ると、タンポが浮いているようにも見えます。非常にわかりにくいです。プロはすきまゲージのようなものを使うようです。昔の自動車のポイント調整みたいです?

調整用に紙をタンポの下に敷いて、何度も試しましたが、やっぱりド#とドはほとんど鳴りませんでした。

Amazonで見つけたキー押さえで一晩タンポをなじませて、すこしド#とドが鳴るようになったような気がしますが、もう一本のYFL711のような音はしません。
はたして何が悪いのか?主管部のキーの具合とか、ヘッドコルクのせいなのかなど、これからいばらの道を進むことになりそうです。とうぶんは演奏の練習ではなく、楽器の研究に時間がかかりそうです。

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AC100Vに避雷器をつけた。(20230815)

無線のシャックにいるときに近くに落雷するとあちこちでバチバチと放電が起こります。たぶんはずした無線のアンテナがどこかと放電しているのですがどこかわかりません。
数年前に誘導雷にパソコンや無線機数台をやられて以来、不在時や雷が鳴りだしたらコンセントを抜いたり無線機のアンテナをはずしたりしてきました。あのときは、アースにつないであった機器が壊れて、つないでなかった機器は助かったので、それ以来アースはすべて外していたのですが、冷静に考えてみると、やっぱりあったほうがいいのかなとか悩ましいです。多分あの時は、アースと100Vの間に高電圧がかかったということで、思いついて、電源ラインからの誘導雷の被害を軽減できるという避雷器を取り付けてみました。アース線は、指示通り5.5sqというのは無理なので、既存の1.25mmのIV線をつないであります。

私は、電気工事士の資格がありますので問題ありませんが、装置の構成的には、電源線とアースをつなぐわけなので、コンセントに差し込んでアース線をつなぐ機器にすれは、無資格の人でも取り付けることができるはずですが、そういう機器は売られていないようです。アース工事を素人がやっていいのかグレーだからでしょうか?
メーカーのホームページに回路図が公開されていますが、電源ライン間または電源ラインと接地の間に高電圧がかかったときに、ZNRとアレスタで接地側へ電気を逃がすようになっているようです。ちゃんとフューズとフューズが切れたことがわかるように表示灯もついている、まさに教科書どおりの回路だと思いました。

考えかたによっては、電源線の片方は電柱のところで接地されているはずなので、そっちへ逃がしてもよさそうですが、分電盤経由でずっと遠くだとそこの電位がまた違ったりしてうまくいかないでしょうか?
落雷の被害はたぶんいろいろな要素があって、完全には逃げられないと思いますが、気休めでも対策するにこしたことはないと思います。基本は鳴り始めたら、機器のコンセントを抜いて、アンテナも外して、行き過ぎるのを待つのが間違いないと思います。けど面倒ですよね。

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台風にそなえアンテナを下げた。(20230813)

ここ数年、当地を直撃する台風は発生していません。今回の台風7号もかなりそれる予報ではありますが、東海沖から縦断するのは久しぶりです。

まだ天気は快晴で猛烈な暑さですが、雨が降り始める前に、伸ばしてあるポールを下げることにしました。

岡の上のアンテナを下から見るとこんな感じです。

脚立をかついで行って、ポールを縮めました。フジインダストリの移動用のポールなので比較的簡単です。

岡から降りてきて下から見るとアンテナが無くなっています。

受風面積の小さい垂直アンテナはそのままです。今6Mの6エレを上げていますが、この程度のアンテナでは北米とかヨーロッパはまったく見えないので、つぎにまたポールを伸ばす時にWARCか20Mのアンテナに戻そうか思案中です。
幸いにして、台風は西にそれて当地にはほとんど被害はありませんでした。被害をこうむった地域の皆様ごめんなさい。
後日、アンテナを上げなおしました。6mの6eleははずして、17/12/6mの2eleに戻しました。R5のVerticalとは飛びがかなり違います。また猛暑が戻ってきて作業をしていると眩暈がしてきます。

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