旧式無線機用FT8インターフェイス製作(20200901)

雷で故障したIC-7610を修理に出して一週間ほどたちますが、まだなおって来ません。修理センターからは、到着したという電話連絡がありました。ICOMのホームページを見ると、保証期間外の修理は最長2週間ぐらいかかるようです。
最近の無線機はデジタルインターフェースが良くできていて、IC-7610はFT8もUSBケーブル一本で可能ですが、手持ちで使える他の無線機は、アクセサリーコネクタなどに、AFや送受切換え信号をつなぎこまないといけません。ずっと前に、RTTYやPSKのインターフェースケーブルをつくったことはありますが、どこかへいってしまいました。IC-7610では出られない144/430MHzのFT8にも出てみたい気がするので、インターフェイス製作にかかりました。つらいのは、老眼で良く見えないことです。老眼鏡、メガネ型のルーペ、虫メガネ、PEAKのルーペなど、とっかえひっかえハンダが付いているか、ショートしていないか確認しながらなので、とんでもなく時間がかかります。

ICOMの無線機は、CI-Vというシリアルインターフェイスでコントロールができるようになっています。背面に、3.5mmのモノラルジャックが出ています。まず、これが使えるか確認してみました。秋月のFT232RL USBシリアル変換モジュールというのを購入して、TXDとRXDの間にダイオードと抵抗の簡単な回路をいれ(単にショートしても問題ないらしいが、Web記事を参考に、OR回路を入れた。)無線機につなぎました。確認は、JTDXでインターフェースをCATにして、テストすると、なんと無線機の周波数のコントロールができました。送受切換えもうまくいきました。送受切換えがうまくいったので、俄然やる気が出てきました。
AFの回路は、IC-705の取り扱い説明書を参考にトランスで絶縁した回路を入れました。トランスなしで、ケーブルでPCと無線機を直結しても動くことは確認していますが、念のためです。トランスは、山水のST-23(2K:2K)互換のSD-23というのをネット通販で購入しました。秋月で部品全部はそろわなかったので、三か所に発注しました。送料はかさみますが、ネットでたいていの電子部品が入手できてしまうのは便利です。

2020年9月4日更新
注文中の無線機のACC DINプラグがとどいたので、無線機に接続するケーブルを作成して、とりあえずIC-746につないだ。当初、イモハンダがあって動作しなかったが、虫メガネとテスターで回路をあたたって動くようになった。144MHz FT8で交信できたので、とりあえず完成。実は、できあいのインターフェイスも注文中で、恒久的には、そちらを使うことになると思う。

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今月の野生動物(20200830)

草が伸びてしまって小さな動物は埋もれてしまっているようです。
ニホンジカ

カモシカ

鳥が右から左に飛行中みたいです。

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落雷(20200822)

昼過ぎまで晴れていましたが、午後から雷雨になり、一度は停電もしました。
午後3時過ぎに、雷雲が近くを通って、数度近くに落雷したようです。
部屋の中で何かが放電する音が何度かしました。
雷雲通過後確認すると、PCが二台と無線機が一台使用不能になっていました。
無線機のアンテナと安定化電源のコンセントは外してありました。PCのコンセントは入れたままでした。電源から入ったものと思われます。無線機の方は、USB、LANのケーブルがPCとつながっていたのでここから入ったんでしょうか?あるいは、アースかな?甚大な被害でした。
PCは、たぶん電源ユニットだろうという仮定で、即Amazonへ注文しました。翌日届きました。昔だったら、名古屋の大須まで買いに行くところですが、すごい時代になったものです。

玄人志向の一番安いので、周辺機器もないので最低限の容量でいいかなと思い、400Wと500Wを注文しました。いま、その400Wに置き換えたPCで記事を更新していますが、とくに不具合なさそうです。もう一台も電源ユニット交換で復活しました。外した電源ユニットの一台は、電圧出ていましたが不安定みたいでした。もう一台は、ファンも回らず完全に死んでいました。いちおう開けては見ましたが、一見してわかるような焼損とかはありませんでした。
今後は、雷が鳴り始めたら、PCはシャットダウンして電源コンセントを抜くのがよさそうです。大きな落雷があるのは年に数度ですが被害が大きすぎます。
データについては、NASに異常が無かったので、失われたものがなかったのが不幸中の幸いでした。
故障した無線機は、メーカーに修理に出しました。こちらもWebで集荷依頼すると、最短で取りに来てくれます。便利です。
修理代が、いくらかかるのか心配です。FT8は、壊れた無線機のUSB I/Fでやっていたので、しばらくまたCWなどをやってみるか、古い無線機用のAudio I/Fを作ろうかと考えて情報集めています。サウンドカードの入出力をRIGのオーディオ入出力につなげばよいので当然可能なのですが、昔の普通の無線機はSSBの帯域が、2.1KHz/-6DBのフィルターしか入っていなかったりで、不便であることなどが分かってきました。あまり低い方や高い方は、あきらめれば良いのか検討中です。
1.9MHzのCWを聞いてみると、FT8が国際周波数に引っ越していったので、昔のように静かですが、出ている局はいるので、ぼつぼつ遊んでもらうのも良いかなと思いました。

2020年9月4日更新
ICOM修理センターに電話したら、ちょうど見積もりを作っているところだったらしい。なんとメインユニット交換で、10万円!! LANケーブルから雷が入った形跡があるそうで、部品交換ではなく、ユニット交換になってしまうんでしょうか? 泣!!! でも新品買うよりは安い。

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旧型LinkStationにWin10からアクセスする(20200815)

古いBuffaloのLinkStation HD-H120が出てきました。もしかしたら、失われた20世紀のころのQSOデータのエクセルファイルが入っているかと思い、なんとかデータにアクセスしようとしますが、なかなか開けません。

現行のNAS Nabigator2というアプリで、ネット上にあることは認識でき、IPアドレスもわかるのですが、¥¥”IP address”では見えません。古いBuffaloのユーティリティをダウンロードして試しても、HDDの容量はわかるのですが、内容が見えません。
ひょっとしたらWindows10に問題があるのかなと思い、ネットを検索したら一発で出てきました。SMB1.0が、Win10では無効になっているからだそうです。

コントロールパネルから、SMB1.0を有効にして、再起動したら、あっさり見えました。ただし、データは、2000年代初めのもので、目新しいものはありませんでした。
残念!!

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FT8のコンテスト??(20200801)

8月1日の夕方、なんとなく10MHzのFT8から始めてみると、いつもよりいっぱい局が出ていました。ヨーロッパは見えませんでしたが、調子よく北米、オセアニア方面の何局かと交信できました。
7, 14MHzへ行って見ると、バンドがうなるぐらいたくさんの局が出ています。CQ WWと呼んでいます。いったい何だろうと、WEBを検索すると、Batavia FT8 Contest https://batavia-ft8.com/ というのをやっているところでした。ルールをみたのですが、CQ WWと呼び出すということは書いてないようなので、はたしてそうなのかは自信ありません。コンテストで通常バンドが混雑するので、コンテストに使えないWARCバンドへ多くの局が避難していたんでしょうか?
今日は、18:00JSTから日本のフィールドデイですが、こちらは、あまり盛り上がっていないみたいでした。固定局もパワーを落とさないといけなくて、ちょっと面倒です。昔は、良く移動していました。また移動運用したいような気もします。

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サンバー君バッテリー交換(20200728)

無線機を取り付けたついでに、前から気になっていたバッテリーを交換しました。2016年7月に中古で購入した時に、もうぼろぼろの外観で付いていた40B19L(27AH?)。

今度は再生品の60B19L(36AH?)に交換。マイナス側を最初に外して、最後に取り付ければ問題ないはずですが、車のシャーシがすぐ上にあるので、スパナをショートさせないかびくびくしながら交換しました。

交換して、驚いたのは、エンジン音が、すごく軽くなった。点火系の調子が良くなったんでしょうか?

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林道脇の木が倒れた(20200722)

ご先祖様から受け継いだ山林があちこちにあります。現在、森林は資産価値ありません。お金になるなら、人や機械を投入して管理できますが、現実には負の資産となっています。
長雨で地盤が緩んで、あちこちで大きな木が倒れています。近所の人が、私のところの木が林道に倒れて通行の支障になっていると連絡に来ました。見に行くと、確かに倒れています。調べてみると、私の山に植えてあった木のようでした。幸いなことに、木の本体は道から外れていました。木の本体は、数百Kgあると思われます。もし木が道路にかかっていたら、チェーンソーなどで、細かく切って撤去しなければいけないところでした。市役所に電話したら、なんどか部署を回されて林政課というところにつながれました。林道の通行の妨げになるものの撤去は、その部署でやってくれるようでした。ちょうど課員の方が近くに来ていたので、現場を見に来てもらいました。

林政課の方にも手伝ってもらって道にかぶさっていた枝を払って整理してきました。

木の根元のほうをみると、上から落ちてきたようでした。

この上からのようです。まだ危険な木がたくさん残っています。
Google MapのStreet Viewに2014年9月の画像が残っていました。当時から、ここは崩れていました。比較してみると、倒れた木が元どこにあったかの見当は付きました。

この森林は、保安林になっていて、伐採には許可が必要です。保安林だからと言って、崩れたところの復旧に補助がでるなどの制度はないそうです。(微々たるものだが、固定資産税は免除になっている。)
森林は、区画としては、こまかく分断されていて、それぞれに所有者がいます。今は、放置されている空き家より、だれも関心なくて、これからいったいどうなるんだろうという気がします。

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サンバー君に無線機取付(20200727)

モービルからのアマチュア無線運用は、特にやりたいわけではありませんが、昔レンジ君から外した無線機を遊ばせておくのももったいないので、雨続きで外仕事ができないうちに取り付けてしまおうと思いました。
まず、無線機をどこに取り付けるかですが、自分のサンバーの場合、スピーカー付きのAMラジオが付いていますが、ここに入らないか調べました。

本体ごと入りそうですが、ここだといったん入れたら背面パネルにさわるには取り外さないといけないので、座席後ろの鉄板に取り付けてセパレート式にすることにしました。

パネルは、AMラジオが付いていたところに、強引に取り付けます。

うまくはまらず、化粧パネルがボロボロになってしまいましたが、なんとか固定できました。ラジオは、このIC-706で聞きます。隙間にテープでも貼ってごまかそうと思います。

この無線機は20W機なので、電流はあまり流れませんが、電源は、バッテリー直結にしました。ワイヤーアンテナを作った時に残っていた5.5SQの電線で電源ケーブルを延長しました。

助手席下の穴から引き込みました。

アンテナケーブルは、オリジナルのラジオアンテナを外して、引き出し穴を流用しました。基台は昔 移動に使っていたUボルトで固定するタイプです。

当初、アースを基台から電線を延ばして、車の鳥居(?)を固定しているボルトで共締めしようとしたのですが、力を入れすぎてねじ切ってしまいました。アースは最終的にはUボルトが触っているパイプの塗装をはがして接触させました。

鳥居(?)がぐらつくので、タッピングビスで固定しました。

内側からみると、薄い鉄板に軽く噛んでいるだけです。貫通穴をあけてボルトで止めたほうがよさそうです。

本体は背面パネルのメンテナンスがやりやすいように固定できました。CWをやりたいときは、電鍵プラグを差し込めば良いです。心配だったら、電源コネクタを引き抜けます。
固定ブラケットもタッピングビス(8本)で止めてあるだけで、衝突したら、飛んでいかないかなど若干不安はあります。

IC-706は、HFと144/430でアンテナコネクターが別になっています。当面は、コネクタを差し替えて使います。50と144/430用2本のホイップでラジオを聞いてみましたが、AM放送は50MHz用、FM放送は、144/430用のホイップが感度良かったです。もっともアンテナコネクターは選べず、AM放送帯は50MHz/HF用コネクタ、FM放送帯は、144/430用コネクタにつながります。

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今週の野生動物(20200719)

しばらく監視カメラのことを忘れていました。
ウサギさん、ここは二か月ほど草刈りしてないだけでボーボーです。

タヌキさん、たぶん、、、

イノシシ、たぶん、、、

ニホンジカのアップ

二頭いますが、親子でしょうか?

カモシカ、これは、たぶん子供

こちらは、親だと思われます。

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エアコン移設(20200711)

もう10日も雨が降り続いて、じめじめです。洗濯物も乾きません。
自宅、古民家には自分でエアコンを7台設置しています。燃焼する暖房は、もう老人なのでは危険という観点もありますし、寝室やペットの部屋にストーブは無理です。一階には、エアコンが4台ありますが、エントランス部分には付けてありません。16畳以上あって広すぎて効かないと思ったからです。エントランス部は、もともと南北に15mぐらいある家の土間の一部をコンクリート敷に、一部は床を貼った構造です。土間時代は、梅雨時は水が湧きだして滑ってころぶようなところでした。いまでも、北側から水が浸みだしてきます。ここにあるものは、すべてがカビます。
すごい湿気で、印刷物を読んでいると、あっというまに湿気ってブヨブヨになりますが、ドアや引き戸を開けて隣接した部屋のエアコンを入れていたら、かなり湿気が改善されることに気が付きました。使わない部屋の10畳用エアコンを移設することにしました。
ポンプダウンして冷媒を室外機に回収し、配管類を約3m延長しました。トルクレンチは使っていますが銅配管接続は、なんどやっても自信が持てませんが、二年前に接続したところを外してみたら、意外ときれいにつながっていました(いたようです)。
自分で作った太いほうの配管(3/8インチ)のフレアを外したところ。太い方は、規定トルクでしめるのに渾身の力が必要です。ねじ切っていないか心配でしたが、ぜんぜん大丈夫でした。

細い方(1/4インチ)。細い方は、力を入れすぎると簡単にねじ切れてしまいますが、ちゃんとフレアが残っていました。

室内機の配管接続部

配管を延長したところ。フレアユニオンという部品です。

最後に真空引きして、ガスを再充填します。真空引きも、久しぶりに実施すると、どうやるんだったか思い出しながらで、危なっかしいです。以前に、ポンプのオイルを逆流させてホースがびしょびしょになったことがあります。

湿度が高いので水がものすごく出てきます、ということは、それなりに効いているということです。90%だった湿度が80%ぐらいまでは落ちます。体感的にも爽やかに感じます。電気代がかかりますが、しかたありません。軽く除湿をかけて少なくとも常時300Wだと、月に0.3×25(KWh単価)x24時間x30日=¥5,400-ぐらいでしょうか。長雨の時に活躍してくれるといいな。
作業は一日に数時間ずつ作業して、3日かかりました。エアコンの工事はたいへんですが、原理的に、コネクタを差し込んで終わりというわけにはいかないですね。もっと簡単になればなぁと思います。

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