杉野一夜城跡ではないかという大平山(?)にまた行ってきました。三角点の木柱は折れてしまっていますが、国土地理院の測量担当者などは、来たところのはずです。道はないのですがまったく人気のない所ではないはずです。近くにある永久穂神社がなんであるかは、まだ不明です。近くに缶ビールの空き缶が落ちていました。山歩きをする人は缶を捨てたりしないでしょうし、山仕事の人は缶ビールは持ってこないと思います。そうすると、そこの神社のお祭りをしている人がいるのかもしれません。人里離れた山の上とは言え、茂った木の隙間から麓の田んぼや人家がちらちら見えます。もしかしたら、昔はこのあたりまで焚き木など取りに来ていた範囲だったかもしれません。そうすると、どこかの家の屋敷神である可能性あります。あるいは、一夜城伝説が本当だったとして、このあたりで戦闘があったとしたら戦死者を弔った神社かもしれません。
そこから下ったところにある地蔵さんです。右に彫ってある字が読めないかと頑張ったのですが風化してしまっていてわかりませんでした。文化財のようなものですので、墨を塗って拓本をとるのははばかれてます。霧吹きと和紙を持ってきてタンポで拓本を取ったらよいかもしれません。
こちらの祠も字が彫ってあるのですが、読めませんでした。明智遠山氏が建てた愛宕神社ということですので、400年も前から、ここにあるんでしょうか?
祠の穴の中に木片がいくつか入っています。たぶん上の屋根を外すことができる構造になっていると思われますが、そんな罰当たりなことはできません。
木片のひとつに、愛宕大権現と書かれています。年代が記されていないかみたのですがわかりませんでした。愛宕神社の支社はネットで調べることができますが、ここに愛宕神社があるとは載っていませんでした。