の最近のブログ記事

裏庭の野生動物2

 裏庭にやってくる動物の続きです。角のあるオス鹿は用心深いのかめったにカメラに写っていません。これは霧のでた夜に来てたようです。

shikamaila.JPG

 小鹿やメス鹿と思われるのは、よく写っていました。

shika0911a.JPG

 カメラの視野角せまいので、何頭の群れなのか不明です。

shika1023.JPG

 タヌキは、たまには二頭で写っていたこともあります。(下のは一頭)

tanuki1127.JPG

 子ぎつね?

kitsune0820.JPG

 11月に入って狩猟が解禁されたせいか鹿は来なくなりました。イノシシは夏以降写っていませんが、田んぼを掘り返した跡はあるのでいることはいるようです。いまでも来るのはウサギ、タヌキ、キツネなど鉄砲の対象になりにくい小さな動物が多いです。シカさんは山奥にひそんでいるでしょうか?昨年末にカメラを設置しましたが、鹿やイノシシなど大型動物が写り始めたのは4月頃からでした。里へ出ても鉄砲で撃たれなくなってからくるんでしょうね。

usagi1106.JPG

 

usagi1002.JPG

竹の伐採

雪が積もったら折れそうで前から気になっていた斜めに生えた竹を伐りました。

before.jpg

足の上に重いものが落ちてくると大変なので先鉄入りの安全スパイク靴を履きます。足がやわになっているので靴下二枚はいてますが、それでもつま先が痛いです。毎日履いてればなれるでしょうか?

boot.jpg

普通はチェンソーつかうと思いますが、レシプロソーと手のこ、斧など用意しました。実際には竹が密生していたので倒すのは、小回りの利く手のこと斧を使いました。倒した後の枝払いはレシプロソーや鉈が便利です。

tools.jpg

木を倒すのと同じに、受け口作って倒す方向決めましたが、もともと傾いているので、多少はコントロールできましたが、だいたいそちらへ倒れるので簡単です。竹の重量で、のこの刃がすぐ動かなくなりますが、竹は斧で簡単に砕くことができます。

ukekuchi.jpg

一月の末ですが、雨の後だったせいか、もうかなり水を吸っています。

pool.jpg

追い口側が、跳ねたりしないよう慎重に作業して10数本倒しました。冬なのに汗びっしょりでした。

done.jpg

この後の処理がたいへんなのですが、後日また整理することにして一部を雨にあたらない軒下に入れました。軒の長さが4間半ほどしかありません。アンテナのマストにするような長いのは、どこで乾かしましょうか?

strage.jpg

竹を伐ったところにある木です。なんでこんなふうになっているでしょうか。竹と木の成長速度を考慮したら、片側は竹のせいで枝が出なかったということはないと思います。竹があった側が枝打ちできずに残ったんでしょうか?それにしては上まで片側枝が無いのは不思議です。

tree.jpg

左が伐る前、右が伐った後です。まだまだやることたくさんありそうです。

b4-after3.jpg

屋根裏の野生動物

現在、無人になっている大きな家の屋根裏に何かいるということで、Webカメラを置いてみました。

下のは、ハクビシンのようです。

ha.jpg

こちらは、アライグマでしょうか?

aa.jpg

カメラの赤外線におびえたのか、その後見ていませんが、いるのですね。家の周りの草刈りして動物が身を隠しにくくするとか、隙間をふさぐとか対策必要です。実際には家は電気柵に囲まれているのですが、こういう小さい動物はくぐってしまいます。家の壁面とかに電線張ったら効果あるかもしれません。

ユーカリ

耕作放棄した山の水田跡に木を植えていましたが、苗木をイノシシが掘り返してしまうのと元水田のため管理を怠ると水がはいってしまい、ほとんど枯れていました。高い木が無いとススキが生い茂ってしまい野生動物が出てきたりでよくありません。試しにユーカリを土手に植えてみました。半分はイノシシが抜いてしまいましたが数本は根が付いたみたいです。

y-1.jpg

ススキなどで日照がすぐさえぎられてしまいます。

y-2.jpg

離れて見ると、もうどこに何があるやらわかりません。ちゃんと草刈りしないと根本的には解決しないようです。とりあえず土手に木ですが、水が入って土中の酸素がないところでも生育できるのは、ハンノキなどの木に限られるようなので、こちらは別途考える必要あります。

y-3.jpg

耐寒性の強い種の苗を自分で育ててみようと種をまきました。数mmです。こんな小さなのが数年後には数mになるんでしょうか?? y-4.jpg

山に外来種を植えるのはどうかと思われるかもしれませんが、植林されている杉もヒノキも、もともと野生にはほとんどないものです。イチョウなども外来種です。

廃屋

それは、こんな山道を歩いて行った先にあります。車ではいけません。道はかなり荒れていて木が倒れていたりするのでバイクも無理です。

h-1.jpg

家が建っていた石垣が残っています。建物があったという名残はほとんどありません。わずかにコンクリートを使った遺構が少しあります。木造建築だと5~60年も人がメンテナンスしなくなると跡形もなくなるようです。

h-2.jpg

ここは、家の入り口だったんでしょうね。

h-3.jpg

 家の跡に木を植えたそうです。草屋根が落ちた家の残骸の中に木を植えたらしいです。屋根とか床を構成していた材木は完全に土に帰っています。

 お風呂の跡のようです。コンクリートの構造物はかなり残るようです。鉄(?)の風呂桶も残っています。

h-5.jpg

昭和の初めまでは材木が高くて山があればよい生活ができたらしいです。山の中は、きれいな水、燃料となる木があり、それなりの食糧も山で採ってきたり畑でつくれるし谷川があるので時には渓流魚も取れたりで、電気も電話も無くても自給自足で暮らせたようです。でも町の生活が便利になり流通が発達してくると不便な山暮らしはいやになったのでしょうね。ここに住んでいた人は50年以上前に、山などを人に売って町へ引っ越したそうです。買った人は木を植えましたが、現在、国産の木材は価格が下落して、こんな山のなかから搬出したら、まったく採算がとれません。